クロアチアの同点ボレー弾は「ファウル」と英紙主張 因縁深き主審の“誤審”と批判

チャキル主審とイングランドの因縁も紹介

 このトルコ人主審は、“イングランドキラー”という因縁もあったようだ。2012-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ16強レアル・マドリードとの第2戦で、マンチェスター・ユナイテッドFWナニが一発退場を言い渡された。このプレーも足を高く上げた接触プレーで、当時のアレックス・ファーガソン監督は激怒したが、チームは2戦合計2-3で敗れた。

 また、2012年のW杯欧州予選では、当時のイングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、代表戦で唯一の退場処分を言い渡されたのもチャキル主審だったという。記事では二度の警告は「あまりに酷」と指摘。ジェラード自身も「悪質なタックルだと思わない」と語っていたという。

「彼(チャキル主審)のパフォーマンスに憤慨することは疑いの余地もないが、後半に勝利を逃したイングランド代表は自分たちを責めるしかない」

 同紙は主審の判定に怒りを示す一方、逆転を許したイングランド代表の後半の戦いぶりにこそ敗因があると総括していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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