ベルギー司令塔デ・ブライネ「後悔はない」 フランスに力負けも“嘆き節”なし

「僕らは自分たちが成し遂げたことを誇りに思っていい」

 主将のFWエデン・アザールや守護神GKティボー・クルトワは、FWオリビエ・ジルーやグリーズマンまでもが自陣まで引いて戦うフランスの守備的戦術について、「あんなフランスの一員として勝つのであれば、ベルギーの一員として負けたほうがマシ」「アンチ・フットボール」などと痛烈に批判したが、対象的にデ・ブライネは潔く敗戦を認めている。

「後悔はないよ。僕らは必要なことを全て出し切った。違いがあったのはコーナーキックだけだ。僕らにも最後までチャンスはあった。フランスは得点し、僕らにはそれができなかったというだけだ」

 両チームの力の差は「わずかだった」とし、セットプレーでの決定力が試合を分けたと振り返った。

 そして、プレミアリーグ王者マンチェスター・シティを牽引する司令塔は「僕らは自分たちが成し遂げたことを誇りに思っていい。土曜日(3位決定戦)は勝ちたい」と語った。これまでベルギーのW杯での最高成績は1986年大会の4位。優勝は叶わなかったが、国の歴史を塗り替えることに気持ちを切り替えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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