W杯での香川は「ドルトムント1年目のようだった」 海外メディアがプレーを絶賛

ロシア大会で3試合1得点1アシストという結果を残した香川【写真:Getty Images】
ロシア大会で3試合1得点1アシストという結果を残した香川【写真:Getty Images】

10点満点で「7点」の高評価 「好印象を残した」

 日本代表MF香川真司は自身2度目のワールドカップ(W杯)となったロシア大会で3試合1得点1アシストという結果を残し、下馬評を覆してのベスト16進出に貢献した。所属クラブのドルトムント専門メディア「BVB Buzz」では、その活躍がドイツ中に「カガワ」の名前を知らしめた2010-11シーズンのパフォーマンスに匹敵するものだったと絶賛している。

 香川は西野朗監督の下でトップ下のレギュラーを託され、ロシアW杯で3試合に出場。コロンビアとの初戦では自らのシュートでMFカルロス・サンチェスのハンドを誘発してPKを獲得。自ら決めて自身のW杯初ゴールをゲットした。決勝トーナメント1回戦のベルギー戦は2-3で逆転負けを喫したが、MF乾貴士の目の覚めるようなミドルシュートをお膳立てした。

 記事ではW杯に出場した選手がそれぞれ10点満点で採点されている。香川は7点と高評価で、「カガワのW杯でのパフォーマンスはボルシア・ドルトムントでの1年目を思い起こさせるものだった。日本のプレーメーカーは(出場した)3試合全てで好印象を残し、1ゴール1アシストを記録した」と記された。

 香川のドルトムント1年目といえば、セレッソ大阪から加入し、当時のユルゲン・クロップ監督(現リバプール)の信頼をすぐに獲得。宿敵シャルケとのダービーマッチでGKマヌエル・ノイアー(現バイエルン・ミュンヘン)から2得点を挙げるなど躍動し、サポーターからも愛される存在となった。後半戦は怪我で欠場したが18試合で8得点を記録し、リーグ優勝も経験した。

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