クロアチアの“新黄金世代”が挑む初の決勝進出 指揮官も「恐れていない」と自信

「メッシやエリクセンを止めてきた」

「我々は自分たちの強さを信じている。イングランドを恐れてはいない。彼は(ケインは)トップスコアラーで、止めるのは簡単なことではない。しかし、我々にもトップのセンターバックがいる。我々は、メッシやエリクセンを止めてきた。だからケインも止めることができるだろう」

 グループリーグで、FWリオネル・メッシらを擁する強豪アルゼンチンの攻撃陣を封じて3-0で完勝した。また、16強で対戦したデンマークには、トットナムでタクトを揮う司令塔のMFクリスティアン・エリクセンがいたが、一歩も引かずに勝利を収めている。

 主将のMFルカ・モドリッチは、攻守に渡って八面六臂の活躍を見せ、さらにMFイヴァン・ラキティッチや、FWマリオ・マンジュキッチ、GKダニエル・スバシッチら要所にタレントを揃え、“新黄金世代”の呼び声も高い。

 かつて初出場した98年フランスW杯も、ダボール・シュケル、アレン・ボクシッチ、ズボニミール・ボバンら個性派集団が輝き、3位へと駆け上った。新黄金世代は4強進出の勢いそのままに、同国史上初のファイナリストを目指す。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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