DF吉田が“長谷部代表引退”に溜息、そして涙 感極まり1分間沈黙「寂しいですね…」

心に大きな穴が開いたように…「どうあがいても長谷部誠にはなれない」

「この大会が終われば長谷部さんだけじゃなくて、今まで長く何年もやってきた選手たちとやれなくなるという覚悟はあったので、分かってはいたことですけど……本当に公私ともに長く一緒にいる時間があって、みんなと仲良くさせてもらってきた」

 そう言葉を続けた吉田は、振り絞るように「寂しいですね」とポツリ。キャプテンとしてチームの精神的支柱となり続けた長谷部の声明は、事前に覚悟していたという吉田にとっても受け止めきれないものだった。心に大きな穴が開いたような様子を見せた吉田は、涙を流しながら長谷部への率直な思いを次のように吐露している。

「CBとしてチームを引っ張っていかなければいけないと理解していますけど、どうあがいても長谷部誠にはなれない」

 偉大なキャプテンの代表引退――。吉田の長き沈黙と涙が、その思いの深さを物語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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