現役引退も視野!? 本田がW杯後の白紙強調「今はフリーという状態をあえて作っている」

ロシアW杯で一区切りをつけた本田は、果たしてどんな決断を下すのか【写真:AP】
ロシアW杯で一区切りをつけた本田は、果たしてどんな決断を下すのか【写真:AP】

ラストW杯を終えてキャリアに言及「サッカーにどう携わっていくのかは整理したい」

 日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギーと激突。2点を先行するも追いつかれ、後半アディショナルタイムに痛恨の逆転ゴールを許して2-3で敗れた。

 本田にとって3度目のW杯だった。2010年南アフリカ大会で初出場すると、2014年ブラジル大会にも主力として出場。ロシアW杯ではスーパーサブの立場となったが、6月19日のW杯グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)では1アシストをマークし、続く24日の第2戦セネガル戦(2-2)では貴重な同点ゴールを叩き込む活躍を披露した。3大会連続ゴールを決めるなど、ここ一番で歴代屈指の勝負強さを見せつけている。

 ベルギー戦後、本田は「これが僕自身にとって最後のW杯になる」とコメント。ベルギー戦限りでの代表引退こそ明言を避けたが、「究極、プロになるのもヨーロッパに行くのもワールドカップのためだった」と心血を注いできたW杯に別れを告げるなか、代表引退も言外にほのめかしている。

 W杯という最大の目標がなくなった今、本田はすでに“現役引退”も視野に入れながらサッカーとの関係を見つめ直すと明言した。

「現役をどう続けていくのか、サッカーにどう携わっていくのかは整理したい」

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