ベルギー戦、命運握る日本初の「4人目交代」 延長戦突入でロシアに続く新ルール適用も

ロシアが今大会新ルール初適用でスペイン撃破の一因に

 グループリーグ突破が懸かった28日のW杯グループリーグ第3戦ポーランド戦(0-1)で、西野監督は6人交代という大胆な策に打って出た。19日の第1戦コロンビア戦(2-1)、24日の第2戦セネガル戦(2-2)と同じ11人を先発起用したなかで、結果的に主力を休ませる形となり、個々も良いコンディションを維持したままベルギー戦を迎える。

 ロシアW杯から新ルールが採用されており、通常の3人交代枠から、延長に入った場合は4人目の交代が認められている。スペインを撃破したロシアが史上初めてそのルールを適用し、PK戦に持ち込んで勝利を収めた。日本も同様に延長戦にもつれ込んだ場合、日本初となる“4人目交代”が命運を分ける重要なカギとなり得る。西野監督はPK戦前の120分決着を宣言しているだけに、なおさらこの“4人目交代”が試合の流れを左右することになるだろう。

 当然90分内で勝利をもぎ取るのがベストだが、勝負師の西野監督は120分の戦いを想定した采配を振るうはずだ。果たして日本初の“4人目交代”は誰になるのか。そして、その男には指揮官の期待に応える活躍が期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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