C・ロナウド&メッシの二大スター W杯「決勝T無得点」の不名誉なジンクス破れるか

決勝Tで666分間ノーゴール中のメッシはフランスと激突

 一方のメッシも06年のドイツ大会、セルビア・モンテネグロ戦でW杯デビュー&初ゴールを達成。18歳で経験した初の大舞台は3試合1得点だった。決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦(2-1)は途中出場するもゴールなし。続くドイツ戦(1-1、PK2-4)は出番がなかった。

 10年南アフリカ大会はメッシにとって試練の大会で、チームがベスト8に進出しながらも、5試合無得点のまま再びベスト8でドイツに敗れて終戦。その苦しみを乗り越えて臨んだ14年ブラジル大会はグループリーグ3試合で4得点と大暴れ。チームはその勢いのまま決勝まで勝ち上がった。

 決勝では0-1で敗れ、3大会連続ドイツ相手に敗れるという結果に終わった。そして、メッシはグループリーグの好調が嘘のようにトーナメント戦では沈黙。ロナウド同様に無得点が継続しているなか、今大会は16強でフランスと対戦する。

 データ分析会社「オプタ」によれば、時間にしてメッシは666分間、ロナウドは424分間も決勝トーナメントで無得点が継続中だという。過去10年間、世界最高の選手に送られるバロンドール賞を5度ずつ分け合ってきたサッカー界の二大スターは、このロシアでジンクスを覆すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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