日本の強さは“ドイツ発”「7人の侍」にあり 伊紙が特集「日出る国の伝統は続いていく」

伊メディアが注目するドイツでプレー経験のある日本代表の選手たち【写真:Getty Images】
伊メディアが注目するドイツでプレー経験のある日本代表の選手たち【写真:Getty Images】

香川や長谷部らブンデスリーガでプレーする選手に伊メディアは着目

 日本代表は28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でポーランドと対戦する。引き分け以上で2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出を果たすが、西野ジャパン躍進の強さの秘密はどこにあるのか。イタリアメディアは、「7人の侍」「ドイツ」の存在を挙げている。

「日本はドイツ人。7人の侍がブンデスリーガでプレーしている」と特集したのは、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だった。

 記事では、外国人選手枠の制限のないブンデスリーガが日本代表の底力の根底にあると分析。「日出る国はドイツに選手たちを送り込んでいる」と報じている。

 最大の成功例は、W杯2大会連続で10番を背負う香川真司だという。同紙は「ボルシア・ドルトムントがシンジ・カガワを獲得し、すぐにビッグプレーヤーになった」と評価。 そして、2011年にバイエルンに移籍したFW宇佐美貴史(現デュッセルドルフ)、FW武藤嘉紀(現マインツ)、FW大迫勇也(ケルン→ブレーメン)、MF長谷部誠(フランクフルト)の存在に加え、プレミアリーグ所属のFW岡崎慎司(レスター)、リーガ・エスパニョーラ所属のMF乾貴士(エイバル→ベティス)も、かつてブンデスリーガでプレーしていた経緯を紹介している。

 ドイツ挑戦3年目となった武藤は、「ブンデスリーガはサッカーの世界の先端、そこへたどり着くことは重要なこと。成長させてくれる」と語ったという。そして、記事では日本人選手とブンデスリーガの抜群の相性について触れている。

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