日本をW杯躍進に導くか? 勝負師・西野監督、その本質は「打ち合い上等」の精神

コロンビア戦のハーフタイム、引き分けOKの選手たちに対して指揮官は強気発言

 セネガル戦の前日会見で西野監督は相手を称えつつも、「恐れるということは全く思っていない。我々のチーム力に大いに自信を持って臨みたい。楽しみに考えたい。どう攻略したいかというものを、明日には見せたい」とコメント。いかに攻略するか――勝負師はその本質を垣間見せていた。

 コロンビア戦のハーフタイムにも、西野監督は誰よりも強気な一面を覗かせていたようだ。指揮官は自らその時の様子を明かしている。

「コロンビア戦のハーフタイムも、選手からは引き分けでもOK、リスクを負わなくていいという声も飛んだ。ただ、私は勝たなくてはいけないし、勝てるゲームだと。勝ちにいく戦術を選手たちに与えて送り出した」

 かつてガンバ大阪を率いて攻撃サッカーを展開し、AFCチャンピオンズリーグを制してアジアの頂点に立つなど猛威を振るった。彼我の力量と戦術を冷静に分析し、“打ち合い上等”の精神は決して失わずに勝利を追求する。その姿勢はW杯という大舞台でも変わらず、日本を躍進へと導こうとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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