ザッケローニ監督が失点の多さに苦言 「チームのバランスは取れている。足りないのは集中力」

「まず、チームとしてのバランスは取れていると思うし、足りないのは集中力なのかなと思う。オランダに対して2点取りにいこうと思えば2点を奪われるというのは想定内だし、ザンビア戦に関しても1失点ぐらいは想定しないといけないと思っていた。失点というのはひとつのパートとして見られがちだが、そういうわけじゃない。サッカーは11人でプレーしている。DFラインだけじゃなくMF、FW。ミスや責任をひとつに集中するんじゃなく、チームとして(責任を)取っていくことが重要だ」

 10日の記者会見でザッケローニ監督はこう語った。

 7日のザンビア戦ではコーナーキックでのトリックプレーからあっさり失点するなど、チームとして注意力が散漫なプレーがそこここに見られている。ワールドカップでのイージーミスは命取りになるだけに、指揮官は失点の要因はチーム全体にあると強調し、14日のコートジボワールとのグループリーグ初戦に向けて、必死に手綱を締めていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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