メッシ擁するアルゼンチン、守護神の衝撃ミスで敗退危機 クロアチアは20年ぶり決勝T進出

後半36分にモドリッチのダメ押し弾が炸裂

 窮地に陥ったアルゼンチンのサンパオリ監督はMFクリスティアン・パボン、FWゴンサロ・イグアイン、FWパウロ・ディバラと攻撃的な選手を次々と投入して打開を図る。後半19分にはイグアインが左サイドを崩し、メサ、メッシと立て続けにシュートを放つがクロアチアが体を張って守りきった。

 その後も連動しきらないアルゼンチンの攻撃をしのいだクロアチア。トドメを刺したのは主将のモドリッチだった。後半36分にカウンターからペナルティーエリア外中央でボールを持つと、フェイントで揺さぶって右足を一閃。ゴール右隅に突き刺さり、2-0と突き放し、アディショナルタイムにもカウンターからラキティッチが決めて、きっちりと試合を締めた。クロアチアがコレクティブさを見せつけたと同時に、世界ナンバーワンプレーヤー擁する南米の雄が、未曾有の危機に瀕している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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