「メッシより上」「クールさの権化だ」 香川のコロンビア戦PK弾に世界騒然

前半6分、PKを正確に沈めた香川【写真:Getty Images】
前半6分、PKを正確に沈めた香川【写真:Getty Images】

開始6分で生まれた先制ゴール

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)が、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦に先発し、前半3分に強烈なシュートで相手MFカルロス・サンチェスのハンドによる今大会初レッドカードを誘発。自ら先制PKを決めて、背番号10の面目躍如の働きを見せた。ドルトムントで「小さな魔法使い」として愛されるプレーメーカーの冷静沈着な先制弾に、海外ファンもツイッター上で「なんてPKだ!」「クールさの権化だ」「レオ・メッシより上だ」と称賛の嵐を巻き起こしている。

 前半3分に見せ場がやってきた。ロングボールにFW大迫勇也が抜け出す。GKとの1対1でのシュートはセーブされたが、こぼれ球に香川が素早く反応した。枠を捉えた強烈なミドルシュートを、サンチェスがペナルティーエリア内で腕を伸ばして食い止めた。

 このプレーに対し、主審は迷わずPKを宣告。香川は相手GKダビド・オスピナから牽制されたが笑顔で一蹴。PKスポットでボールを置く位置に対するクレームを受けたが、日本の10番は不動心を貫いた。

 相手GKの逆を突き、香川はゴール右に先制弾を突き刺した。すると、ツイッター上では海外のファンも大盛り上がりとなった。

「ワオ、シンジ・カガワが最も冷静なペナルティを決めた」
「なんてPKなんだ!」
「クールさの権化だ」
「シンジ・カガワは野獣だ」
「すべての人に必要なのはShinji Kagawa」
「自分の知る限りシンジ・カガワはレオ・メッシより上だ」
「なんて劇的なスタートだ」
「シンジ・カガワ!!! BVBの顔だ」

 今季後半戦は足首の故障で長期離脱を余儀なくされた香川が、W杯初戦で待望の完全復活。その姿を、海外のファンもツイッター上で称えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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