辛勝発進のイングランド、英メディアが不発の“10番”酷評 「スターリングの謎が再び」

代表では最後に得点してから983日ノーゴール

 しかし、その他の選手はクラブでの好調とは裏腹に代表では輝きを放てない選手が目立った。10番を託されながら後半23分に途中交代となったスターリングは、チームワーストタイの5点。「フラストレーションの溜まる夜だった。多くの努力があったが、最終的な成果はわずかなものだった」と酷評された。

 また、試合のマッチレポートでは「スターリングの謎が再び」と指摘された。今季マンチェスター・シティでキャリアハイの18得点を決めたスターリングだが、イングランド代表としてはこれで21試合ノーゴール。最後に得点してから983日が経過したというデータが残っており、その呪縛からは解放されていない。

 さらにMFデレ・アリ、PKを献上したDFカイル・ウォーカー、マグワイアという二人のCBも、やはり5点という厳しい評価を受けた。

 2014年ブラジルW杯を経験したメンバーがわずか5人のみと、新陳代謝が進む新生イングランド。しかし、W杯での船出は格下と見られていたチュニジア相手に苦戦を強いられるなど、今後に不安を残す試合内容となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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