韓国、痛恨の黒星発進 VARでスウェーデンにPK献上、神童イ・スンウデビューも実らず

後半18分、キム・ミヌが相手を倒してVARでPK判定【写真:Getty Images】
後半18分、キム・ミヌが相手を倒してVARでPK判定【写真:Getty Images】

後半18分、キム・ミヌが相手を倒してVARでPK判定

 前半終了間際にスウェーデンが押し込んだものの決めきれず、スコアレスで折り返す。後半4分にはカウンターからフォルスベリがフィニッシュに持ち込んだが、大きく枠を外した。一方、韓国は同7分にキム・ミヌのクロスをMFク・ジャチョルが頭で合わせたものの、サイドネットをかすめた。同10分にはセットプレーからスウェーデンが合わせたが、またもチョ・ヒョヌが好反応でしのいだ。

 しかし後半18分、VARの対象シーンが起こる。ペナルティーエリア内でのこぼれ球を拾いにスライディングしたキム・ミヌがクラエソンを倒す。一度はプレーが流れたもののVARでPK判定が下ると、キッカーのDFグランクビストが右隅に決めて先制点をゲットした。

 1点ビハインドとなった韓国はヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン、そしてバルセロナの下部組織出身のFWイ・スンウを立て続けに投入する。ただソン・フンミンらの必死の突破も実らずスウェーデンの堅守をこじ開けられなかった。

 2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出を狙った韓国としては、痛恨の勝ち点0となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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