韓国対スウェーデンは0-0で後半へ 韓国はDFパク・チュホが負傷交代のアクシデント

韓国対スウェーデンは0-0で後半へ【写真:Getty Images】
韓国対スウェーデンは0-0で後半へ【写真:Getty Images】

韓国は前半21分に大ピンチもGKチョ・ヒョヌが右太ももでファインセーブ

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループFのスウェーデン対韓国の一戦が18日に行われ、スコアレスで前半を折り返した。

 同グループの前回大会王者ドイツが前日に行われた初戦でメキシコに0-1で敗れたことにより、結果次第では混戦ムードに拍車がかかる一戦となった。韓国はトットナムで活躍するFWソン・フンミンが当然ながら先発起用。そのほかにもFC東京のDFチャン・ヒョンスやDFパク・チュホ、DFキム・ヨングォンらJリーグに馴染みある選手が最終ラインに並んだ。一方、イタリアをプレーオフで下したスウェーデンはMFエミル・フォルスベリらが先発のピッチに立った。

 キックオフ直後からペースを握ったのは韓国。ロングボールを起点に相手陣内に押し込む展開が続いた。しかし、スウェーデンも前半16分にセンターバックのDFアンドレアス・グランクビストの攻撃参加から、FWマルクス・ベリとのワンツーでペナルティーエリア内に入り込むシーンを作り、一進一退の攻防となった。

 前半21分に大きなチャンスがスウェーデンに転がり込む。ペナルティーエリア右でのMFオラ・トイボネンのダイレクトパスから、ベリがフリーとなりゴール前至近距離でシュートを放つ。しかしここで韓国GKチョ・ヒョヌが右太ももに当てるファインセーブ。韓国としては命拾いする形となった。

 韓国は前半28分にアクシデントが起こる。右サイドからのサイドチェンジを処理しようとしたパク・チュホが右足ハムストリングを痛め、DFキム・ミヌとの交代を余儀なくされた。同35分にはカウンターからソン・フンミンがロングドリブルでペナルティーエリア右まで運んだものの、味方と合わず決定機とはならなかった。

 両チームとも攻撃に活路を見出せないまま前半を終えたが、後半に入って流れは変わるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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