「センスが要る」本田圭佑が分析、「人生の生き方に通ずる」コロンビア戦勝利の鍵

本田圭佑が分析するコロンビア戦勝利の鍵とは?【写真:Getty Images】
本田圭佑が分析するコロンビア戦勝利の鍵とは?【写真:Getty Images】

コロンビア戦に向けて持論展開、先発でもベンチでも「勝つためにやれることを全部やる」

 日本代表は19日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦を控えるなか、17日にベースキャンプ地のカザンでトレーニングを行った。コロンビア戦勝利のポイントについて「センスが要る」と展望している。

 コロンビア戦前最後となったカザンでのトレーニングを終えた本田は取材に応じ、コロンビア戦に向けて口を開いた。芝の長さに選手のなかで困惑も広がるなか、「今日(サランスクへ)行ってみて、明日練習して、本番のピッチがどうなのかはちょっと正直分からない。でもそんなに良くないと思っておいたほうがいい。想定内は想定内ですけど、条件は一緒じゃないですか」と語っている。

 2014年W杯で1-4と惨敗した相手と再びW杯の舞台で激突するなか、勝負のアヤについて持論を展開。「条件が悪い時に慌てるか、究極論、そこで戦術を変えるのか。いつもやっているプレーをAからBにするかとか。それも結構センスが要る」と口にした。さらに、そうしたセンスは生き方にも通底していると説く。

「ピッチが悪いのに同じプレーをしようと思っても、やっぱり良いプレーはできない。それは人生の生き方に通ずるところがあると思う。そこは、臨機応変にやるべきやなと思っています。明日ピッチに行って確認したい」

 コロンビア戦で本田が起用されるかどうかは不透明だ。MF香川真司らとのポジション争いでベンチに追いやられる可能性もある。だが「勝つためにやれることを全部やる。ピッチ内外、もうその作業はすでに始まっている」と力強く語り、“勝利”の一点にエネルギーを注いでいる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング