「本田さんがチームのリーダーだが…」

　一方で、日本国内でも議論されているトップ下の起用法について、香川真司（ドルトムント）と本田圭佑（パチューカ）のどちらが適任かという質問を受けると、「興味深い選択肢ですよね。どちらがベストな配置で、チームに結果をもたらすことができるかというのは、いまだに議論をされるポイントでしょう」としたうえで、こう持論を語った。

「（チームの）外側から見ている限りでは、本田さんがチームのリーダーを担っているように思いますが、僕が考えるに、それは長谷部さんが担っている役割でもあります。彼は常に監督とコンタクトを取り、チームの最大値を引き出すためにあらゆることを考えています」

　ファン・ウェルメスケルケン・際は、不動のキャプテンの存在がフラットな起用を可能にするという考えを明かした一方で、優勝予想は「ブラジル！」と即答した。