W杯優勝候補フランス、攻勢仕掛けるも豪州の守備崩せず 0-0で後半へ

フランス対オーストラリアは0-0で後半へ【写真:Getty Images】
フランス対オーストラリアは0-0で後半へ【写真:Getty Images】

19歳の10番ムバッペも先発、フランスペースで進むもゴールは割れず

 20年ぶりの優勝を目指す強豪フランスは、16日にロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦のオーストラリア戦に臨み、0-0のままハーフタイムに突入した。

 フランスを率いるディディエ・デシャン監督は、大会直前に負傷が伝えられた19歳にして「10番」のFWキリアン・ムバッペをスタメン起用。FWウスマン・デンベレ、FWアントワーヌ・グリーズマンと合わせたスピード感あふれる3トップを採用し、FWオリビエ・ジルーをベンチスタートにした。一方、オーストラリアでは最前線に浦和レッズのFWアンドリュー・ナバウトが起用され、横浜F・マリノスのDFミロシュ・デゲネクはベンチスタートになった。

 立ち上がりから攻勢に出るフランスは早くも前半2分、最終ライン背後に抜け出したムバッペが、角度がないながらもGKと1対1になりニアサイドを狙った。しかし、これはオーストラリアのGKマシュー・ライアンが弾き出した。一方のオーストラリアも同17分、左サイドからのFKを得るとゴール前に入れたボールはフランスDFに当たってゴール方向に飛んだ。しかし、これはGKウーゴ・ロリスの好反応で事なきを得て、早い時間の先制点は生まれずに進んだ。

 その後、試合は全般的にフランスのペースで、最終ラインの背後を何度となく狙ったが、オーストラリアの最終ラインもギリギリのところで対応。オーストラリアはセットプレーから活路を見出そうという展開になったが、こちらもゴールを割れずにスコアレスで前半を折り返した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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