C・ロナウドの“イライラ行為”から会場大ブーイング スペイン代表DFも驚きの表情

アルバ(左)への“イライラ行為”に対して、C・ロナウドに会場からブーイングが起こる一幕があった【写真:Getty Images】
アルバ(左)への“イライラ行為”に対して、C・ロナウドに会場からブーイングが起こる一幕があった【写真:Getty Images】

2-3とポルトガルの劣勢で迎えた後半43分、ロナウドが力強くボールを投げ返し…

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦の最注目カード、ポルトガル対スペインは3-3ドローに終わった。ハットトリックの活躍を見せたポルトガル代表のエースFWクリスティアーノ・ロナウドだが、後半途中に“イライラ行為”でスペイン代表DFを驚かせ、会場のファンからブーイングが起きている。

 試合は前半4分、自ら倒されて獲得したPKをロナウドが沈めると、1-1で迎えた前半終了間際にもミドルシュートから勝ち越し弾を奪った。その後はスペインに一度逆転されるも、後半43分に華麗なFKを決めて3-3のドローに持ち込んでいる。

 この日の主役となったロナウドだが、貫禄のハットトリックを達成する前にブーイングのきっかけとなる行為を起こした。

 2-3とポルトガル劣勢で迎えた後半38分、スペインが自陣左サイドでスローインを獲得。すると、リードを許しているなか刻一刻と終了時間が迫り、ロナウドは勢いよくスペインのDFジョルディ・アルバにボールを投げ返す。驚いた表情のアルバはボールをキャッチできず、そのまま取りこぼしてしまった。

 ロナウドのイライラ行為はスペイン代表ファンの反感を買った一方、アルバの取りこぼしを時間稼ぎと見た人もいたようで、一連の行動に会場のファンから大きなブーイングが起きている。イライラをボールに込めたロナウドがその後にハットトリックを達成し、一転して大きな歓声と万雷の拍手が鳴り響いた。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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