C・ロナウドが史上4人目の快挙 W杯4大会連続ゴールで“王様”ペレと比肩

W杯4大会連続ゴールを挙げたC・ロナウド【写真:Getty Images】
W杯4大会連続ゴールを挙げたC・ロナウド【写真:Getty Images】

スペイン戦の前半だけで2得点 W杯初出場の06年から4大会連続でゴールを挙げる

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、新たな勲章を手にした。現地時間15日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のスペイン戦、前半4分に自ら獲得したPKを決めて先制点をマーク。史上4人目となるW杯4大会連続でゴールを挙げた。

 スペインとの大一番、ロナウドが前半2分にいきなり魅せる。ペナルティーエリア左に侵入してシザースフェイントから仕掛けると、レアルでチームメイトであるスペイン代表DFナチョが引っかけて主審がPKを宣告。これをロナウドが同4分に冷静に決めて1-0と先制に成功した。

 ロナウドは2006年のドイツW杯から4大会連続での得点をマーク。データ分析会社「オプタ」によれば、4大会連続で得点を決めたのは元ブラジル代表FWペレ、元ドイツ代表FWウーベ・ゼーラー、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに続く史上4人目の快挙だという。

 同点とされて迎えた前半終了間際には、ペナルティーエリア手前正面で左足シュートを放つと、スペインGKダビド・デ・ヘアが処理しきれずゴール左隅へ。この日2点目で再びポルトガルがリードを奪って、前半を2-1とリードして折り返した。

 過去3大会は2006年がシュート26本で1点、10年が22本で1点、14年が22本で1点だったが、今大会はスペイン戦の前半45分だけでシュート3本を放って2点を記録。“ロナウドの大会”となる気配が漂っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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