ブラジルW杯を前に長友佑都が更なる進化を実現 世界トップクラスの身体能力に加わった「反応力」

「身体をリラックスしている状態からほんの一瞬で身体のスイッチを入れられるか。この“反応”という部分がテーマでしたが、それが実現できる段階まで成長しました。例えば、予備動作の時に筋肉がガチガチに固まっていたら、トラップも身体から離れてしまう。でも、力を抜いた状態から瞬間的に次の動作に動かせれば、トラップもイメージ通りに収まるようになります。長友選手はピッチ上でそれを実現しています」

 長友のパーソナルトレーナーを務めるプロトレーナーの木場克己氏はこう語った。今回のワールドカップに向けて日本代表がアメリカ合宿に出発する前にも、長友のケアを行った“右腕”とも呼ぶべき木場氏は、「体幹・体軸・バランス」を強化する独自のトレーニングメソッド「コバトレ」を開発し、なでしこジャパンの大儀見優季や熊谷紗希らの専属トレーナーも務めている。6月21日と22日には次代の日本を背負うアスリートを育てるべく「スーパーアスリート塾」を都内と横浜市内で開催するなど、トップアスリートのみならず、子供たちの育成にも本腰を入れている。

 

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