W杯敵国コロンビアのメディアが日本の“弱点”指摘 狙うべき「3つのポイント」とは?

敵陣からのプレッシャーがコロンビアの生命線に

 その内容に関しては、まず一つ目の「サイド攻撃」は日本の両サイドの選手が攻撃参加した後方のスペースに対し、MFフアン・クアドラード、FWホセ・イスキエルド、FWルイス・ムリエル、さらには両サイドバックのDFサンティアゴ・アリアスとDFフランク・ファブラのスピードや能力を生かし、日本の3バックに対して数的優位に立ってペナルティーエリア内に侵入することが大切だとしている。

 続いて二つ目の「敵陣での相手へのプレッシャー」については、日本は自陣でボールを奪った後、ロングボールを使わず、注意深くショートパスをつないで攻撃を展開してくるという。それに対し、30日の試合ではガーナが敵陣でプレッシャーをかけてボールを奪っており、それがコロンビアにとっても日本からボールを奪うための生命線になると伝えた。

 そして最後の「一つのオプションとしてのカウンター攻撃」については、日本はボールを失った後の戻りが速く、両ウイングバックも絶え間なく動くことで攻撃陣をサポートしているが、その戻りはあまり秩序だっておらず、その空いたスペースをボランチの選手が常にカバーしていたという。日本にとっては、両サイドの選手が攻撃参加した後のスペースを、コロンビアの攻撃陣に素早く突かれないようにすることが、守備面での成功を導く鍵となりそうだ。

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