イングランド代表、異例の選手間ミーティング ロシアW杯で人種差別的な野次を想定

EURO2016でロシア人サポーターがイングランド人サポーターを襲撃する事件が発生

「選手たちがそれを知った時、人々とともに訴えようと思う。ある特定の人々を標的にするけど、これはクラブのフットボールで起きる。僕たちは11人の選手でい続けたいと思うし、チーム全体が十分な経験をしている。そういったことが起きた時、遠くに引き離し、落ち着かせ、その状況を知らせるためにレフェリーと言葉を交わしたいと思う」

 両国は2年前のEURO2016でも、ロシア人サポーターがイングランド人サポーターを襲撃するという事件が発生している。それだけに運営側としては警戒を最大限まで強めると見られるが、それは選手側にとっても同じ。「あらゆるシナリオについて話し合ったけど、トーナメントでは様々なことが起こるだろう」とヤングは話している。

 サッカーファンとしては、ピッチでの主役である選手たちの心を傷つける言葉が飛び交わないことを願うばかりだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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