ザッケローニ監督ザンビア戦前日会見 本番を見据えたテストも示唆

今野をボランチ起用か

 

――コスタリカ戦では今野泰幸を長友佑都のポジションである左サイドバックで起用したが?

「ボランチのところでは伊野波よりは今野。個人的にはユーティリティープレーヤーが多いことはチームの助けになっていると思う。100%の力は本来のポジションなら出せると思うが、7、8割ぐらいの力は他のポジションでも出してくれると思う。 ひとつ言えることは、数か月メンバーを入れ替えながらもチームとしての戦い方ができていて、結果もついてきている。現時点で11人のレギュラーが誰なのか、決めるのは難しい状況にきている」

――ザッケローニ監督のよく使う「インテンシティー」という言葉は、どういった部分を指すのか?

「細かい部分を話すと、攻撃では前線の動きが出てボールが回る状況のことを言う。ボールと人間の動きが出て、相手に的を絞らせないようにするという部分がひとつ。守備ではアグレッシブに、いかに速くボールを奪うことができるか。それが自分にとってのインテンシティーの意味。誤解してほしくないのは、ひとりでボールを奪いにいくんじゃなく、チーム全体が連動して奪いにいくことだ」

――本田圭佑と香川慎司の2人のコンディションは戻ったと感じているか?

「試合勘という部分はかなり上がってきているなという印象がある」

――優勝を狙う国は大会中にピークをもっていくが、監督はコンディションのピーキングについてどういう考えか?

「言えることは、我々はいいトレーニングをして準備をして、できるだけ前に進みたい。それだけです」

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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