ミラン“9番”に退団の可能性浮上 英昇格クラブ移籍か、ファルカオとの交換トレードか

ポルトから移籍金50億円でACミランに加入したアンドレ・シウバ、わずか1年で退団の可能性が浮上【写真:Getty Images】
ポルトから移籍金50億円でACミランに加入したアンドレ・シウバ、わずか1年で退団の可能性が浮上【写真:Getty Images】

ポルトから移籍金50億円で加入したが、リーグ戦で結果を残せず1年での移籍が濃厚

 エースストライカー候補としてACミランに加入したポルトガル代表FWアンドレ・シウバが、わずか1年でミラノに別れを告げる可能性が浮上している。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じた。

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 22歳のシウバは2017年6月に母国の名門ポルトから移籍金3800万ユーロ(約50億円)で加入。5年の長期契約を結び、背番号9を与えられるなど期待の存在だった。

 しかし、その期待に応えたとは言い難い。UEFAヨーロッパリーグ(EL)で予選から合わせて14試合8ゴールと結果を出した一方で、リーグ戦では23試合出場2ゴールと不振。現地時間9日に行われたコッパ・イタリア決勝のユベントス戦(0-4)でもベンチで90分間を過ごした。

 シウバにはイングランド2部チャンピオンシップで優勝して来季プレミアリーグに昇格するウォルバーハンプトンと、フランス1部リーグ・アンのモナコが興味を示しているという。ミランはモナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの獲得が噂され、その交渉内容にシウバが含められて“交換トレード”になる可能性も指摘されている。

 高いポテンシャルを誇るシウバだが、守備の国イタリアへの順応には苦戦してしまった。ミランから出て国外クラブに加入し、キャリアの仕切り直しを図ることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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