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ユベントス10番ディバラ、巧さ凝縮の“4人抜きドリブル弾未遂”に脚光 「ほぼメッシ」
イタリア杯ミラン戦で右サイドからドリブルで4人を抜き、豪快なミドルシュートを放つ
ユベントスは現地時間9日のコッパ・イタリア決勝でACミランと対戦。4-0で名門対決を制し、4年連続13度目の優勝を飾った。10番を背負うアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは得点こそ挙げられなかったが、同胞FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を彷彿させるドリブルから強烈なシュートを放ち、にわかにネット上を賑わしている。
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ミランに主導権を握られながらも、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが好守を見せ、前半を0-0で折り返す。すると、後半11分にモロッコ代表DFメディ・ベナティアのヘディング弾で先制。そこから同16分、19分、31分とゴールラッシュを見せ、一気に試合を決定づけた。
果敢にゴールを狙っていたディバラの見せ場は後半14分だった。右サイドのセンターライン付近で縦パスを受けてドリブルを開始。後方からのチャージを弾き返しながらカットインしていくと、目の前に立ちはだかったマーカー2枚の間を左右の細かい切り返しで切り裂き、スペースから左足を一閃。計4人をかわし、約25メートルの距離から放った一撃はミランのゴールへ一直線に向かったが、ドンナルンマの好セーブに遭って惜しくも得点には至らなかった。
サッカー専門サイト「BOLAVIP」は「ディバラはほぼメッシのゴールを実現する」と特集。「パウロ・ディバラはリオネル・メッシのプレーをした。どのように? 右から左へのカットインからパワフルなショットを放った」と相手をいなしながらドリブルでゴールに向かい、シュートまで持ち込んだプレーをメッシになぞらえた。
ユベントス公式ツイッターも「ディバラがドリブルで二人から遠ざかり、遠い距離から強烈な一撃でドンナルンマを襲う」とテキスト速報を投稿した。
今季リーグ3位の22得点を挙げるなど攻撃を牽引するディバラ。今季のプレーはファンタジスタとして知られる元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロも背負ったユベントスの10番に見合うクオリティーだと言っていいだろう。