「セリエA歴代アジア人選手」を伊メディア特集 カズ、中田、俊輔、本田ら日本は最多10人

18歳北朝鮮人FWのデビューを受けて紹介 カズは「パイオニア」、中田は「史上最高」

 カリアリに加入した北朝鮮代表FWハン・グァンソンが、2日のパレルモ戦に途中出場してデビューを果たした。それを受けてイタリアの衛星放送局「スカイ・イタリア」は、「ハンからミウラまで。アジア人プレーヤーたちを覚えているか」と特集。これまでイタリア・セリエAでプレーした日本人選手も、全員が紹介されている。

 これまでセリエAでは、1994年にジェノアへ移籍したFW三浦知良(現横浜FC)から現在のFW本田圭佑(ACミラン)とDF長友佑都(インテル)まで、10人の日本人選手がプレーしてきた。今回はその全ての選手に対して寸評が付けられ、そのプレーぶりが評価されている。

 まずは三浦について「間違いなくアジア人のパイオニア」とした上で、「ジェノアでのプレーを考えれば、21試合で1ゴールしか決めなかった。だが、それはダービー(サンプドリアとのジェノバ・ダービー)だ。プレーを横に置いたとしても、日本においてイタリアへの興味を大きくした功績は素晴らしい」としている。

 続いたのは98年にペルージャへ移籍し、その後にローマでリーグ優勝も果たしたMF中田英寿だった。「疑いようのないセリエAで最高の日本人選手。ガウチ(当時のペルージャ会長)によってスポーツ面よりマーケティングで加入したが、首都のチームではスクデットまで引き寄せ、パルマではイタリア杯を勝ち取った。日本のスーパースターだ。10年前に引退したが、時代を超越した存在だった」と絶賛されている。

 

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