FIFA新会長の打ち出すW杯改革プラン 参加40カ国に拡大、隣接2カ国共催の原則

FIFA公式サイトで明かす

 ゼップ・ブラッター前会長ら多数の高官の汚職問題で激震が走った国際サッカー連盟(FIFA)の新会長に就任したジャンニ・インファンティノ氏が、ワールドカップの出場チームを40チームに拡大する案を明らかにしている。FIFA公式サイト上で公開されたインタビューによるもの。

 1970年にスイスで生まれイタリアとの二重国籍を持つインファンティノ氏は、2000年に欧州サッカー連盟(UEFA)の事務局に入ると、07年に理事、08年から事務局長を務めていた。UEFAチャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会などで、常に司会を務めるスキンヘッドの男性という形で記憶しているサッカーファンも多いかもしれない。

 そのインファンティノ氏は、このFIFA会長選で公約として掲げていたワールドカップの出場国を40に拡大する案について、あらためて意欲を示している。

「私の目標の一つがワールドカップ本大会に出場する国を40に増やすことであることは、秘密でも何でもない。出場を夢見る多くの国や選手たちの希望を叶えるためにも、8チームを増やすことは正しいことだと考えている。私自身、サッカーファンであり、このスポーツを愛している」

 

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