その距離30m! クウェート代表DFの無回転FK弾に反響 「今シーズンで最も美しい」

クウェート1部のプレミアリーグで、衝撃の変化を見せた30メートルFK弾が飛び出した(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
クウェート1部のプレミアリーグで、衝撃の変化を見せた30メートルFK弾が飛び出した(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

アル・クウェートDFハキームが右足アウトフロントにボールを乗せてネットを揺らす

 クウェート1部のプレミアリーグで、衝撃の変化を見せた30メートルFK弾が炸裂した。放たれた一撃は無回転でゴールへと向かい、相手GKが全く動けない軌道を描いてそのままゴールネットに吸い込まれた。クラブ公式ツイッターが動画を公開すると、「今シーズンで最も美しいゴール」「物理学の法則が凝縮」と称えられている。

 現地時間4月5日に行われたリーグ第18節アル・クウェート対アル・アラビで、その場面は訪れた。

 ホームのアル・クウェートが前半41分から後半頭にかけて7分間で3ゴールを奪う猛攻を見せ、3-1とリードして迎えた後半アディショナルタイムだった。

 中央右寄りのゴールから約30メートルの位置でFKを獲得したアル・クウェートは、クウェート代表DFフサイン・ハーキムがキッカーを担当。素早い助走から右足のアウトサイド気味に引っかけて放った一撃は、目の前の壁横を通過すると無回転のままゴール方向へ。相手GKから逃げるような軌道を描きながら落下し、綺麗にゴール右隅に突き刺さった。

 GKの重心が右にかかっていたことを差し引いても、一歩も動けない大きな変化に相手チームの選手は唖然とするしかなかった。アル・クウェート公式ツイッターが、得点シーンの動画を公開すると、ファンからは「今シーズンで最も美しいゴール」「ワンダフル」「チャンピオン」「称賛に値する」「物理学の法則が凝縮されている」と驚きの声が上がった。

 4-1と勝利したアル・クウェートは勝ち点を42に伸ばし、リーグ首位を快走中。昨季に続く連覇に向けて邁進している。

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