ボカ・ジュニアーズのFWパボンが軽やかなステップで相手守備網を翻弄

　アルゼンチン1部リーグで、同国代表の天才FWリオネル・メッシ（バルセロナ）も認める逸材が魅せた。敵陣でマーカーをかわしながら70メートル以上を走破し、サイドをえぐって先制点をアシスト。軽やかなドリブルに「メッシを彷彿させた」と海外メディアも大きく報じている。

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　現地時間4月1日のリーグ第21節ボカ・ジュニアーズ対タジェレス・コルドバ戦（2-1）でそのプレーは生まれた。

　0-0で迎えた前半28分、自陣でボールを奪取したボカ・ジュニアーズが敵陣に攻め込む。2トップの一角を担うアルゼンチン代表FWクリスティアン・パボンが左サイドでボールを持ち、中央方向に立ちはだかるマーカーをかわして縦にドリブルを開始。緩急をつけながらコーナー付近まで進むと、タジェレス・コルドバは3人がかりで囲みにかかる。

　しかし、パボンは横に進路を変えて軽やかなステップで守備網の間をすり抜け、ペナルティーエリア内に侵入。タックルに来た相手もゴールライン際へのドリブルでかわすと、相手GKが飛び出してきたところで中央へ折り返し、FWワルテル・ボウの先制弾をアシストした。