「楽な道が日本にはない」 本田圭佑が指摘、「原点回帰」できない現状の“弱点”

「普通、困った時に集団には原点回帰するものがある」

「普通、困った時に集団には原点回帰するものがあったりするわけですよ。それが今日本のサッカーにないっていうのはたしかに脆いところではあるのが事実。普通は立ち返る場所がある。楽な道があるんですけど、楽な道が今の日本にはないんですよ」

 本田は日本のサポーターやメディアも含めて、代表チームへの理想が低くなったと話すなど日本サッカー全体に危機感を募らせている。確固たるスタイルの欠如がそうした負の雰囲気につながっているという。

 本田自身は「この難しい状況をどう打開するかっていうのはいち選手として、日本人として考えてます。やることはやっている」とお馴染みの前向きな姿勢を崩していない。

 否が応でも2カ月半後にはW杯本大会が開幕を迎える。ハリルジャパンは残された短期間のなかで、本田の言う“これぞ日本”というサッカーに少しでも近づくことができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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