宇佐美貴史の覚醒を導いた“食事改革” 「2、3kg」の減量に成功「身体が軽くて全然違う」

「感覚的に絞れているし、筋力もつきました」

 この“食事改革”の効果はてきめんだったようだ。「体重は2、3kg落ちました。感覚的に絞れているし、筋力もつきました。身体が軽くて、全然違うな」と、プレーのキレに直結していることを実感している。ドイツでの「生きるか死ぬか、自分の居場所を守れるか守れないかという競争」の中で、宇佐美の取り組みが変化し、好循環が生まれたのは間違いなさそうだ。

 それでも本人は「今現在、跳ね返りというのでいい部分は出ています。ただ、それが全てではないと思いますし、やってきたことが正しかったと言い切るのは早いと思う。この2試合で成功して、ワールドカップに出られても成功とは限らないですしね」と慢心していない。

 10代の頃から期待され続けた天才アタッカーは、心技体が揃った状態でロシア・ワールドカップ出場に向けたサバイバルに臨む。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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