バルサの前にCL16強敗退のチェルシー、コンテ監督は相手FWメッシを称賛

　チェルシーはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の決勝トーナメント1回戦でバルセロナに2試合合計スコア4-1で敗れ、大会から姿を消した。ブルーズを率いたアントニオ・コンテ監督は現地時間14日にカンプ・ノウで行われた第2戦で2得点1アシストを記録したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの称賛を惜しまなかった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

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　チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでの第1戦（1-1）でメッシにゴールを奪われていたチェルシー。敵地に乗り込んでの一戦でも相手エースの勢いを止めることはできなかった。

　開始3分に右サイドを崩されて電光石火の先制点を許すと、同20分にはメッシのアシストからフランス代表FWウスマン・デンベレが追加点。そして後半19分に再びメッシに決定的な3点目を叩き込まれた。3-0でバルセロナが勝利を収め、11シーズン連続となる準々決勝進出を果たした。

　試合終了直後にピッチでメッシと言葉をかわしていたコンテ監督。試合後の会見でアルゼンチンの至宝を称賛した。

「彼へ賛辞を送ることは当然だ。スーパー、スーパー、スーパートッププレーヤーを認めるのは当たり前のことだろう。彼は毎シーズン60得点決めることができる。彼に賛辞を送る機会を持つことができてとても嬉しい。彼は並外れた選手で、世界最高だ」

　イタリア人闘将はチェルシー相手に2試合で3得点を奪ったメッシにまさに脱帽と言った様子だった。

　メッシは前回の対戦の前までチェルシー相手に過去8試合ノーゴールだったが、今季のCLでそのジンクスを振り払った。コンテ監督は「彼はチームメートとともにバルセロナで偉大なストーリーを描いている」と表現して、メッシへの賛辞を締めくくった。