ユーベ10番ディバラ、驚異の“デジャブFK弾”にファン興奮 「将軍」「ファンタジー」

第28節ウディネーゼ戦、ディバラが鮮やかな直接FK弾で先制点をマーク【写真:Getty Images】
第28節ウディネーゼ戦、ディバラが鮮やかな直接FK弾で先制点をマーク【写真:Getty Images】

昨年10月のスパル戦で決めた直接FK弾を彷彿させるゴールで首位返り咲き

 ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、現地時間11日のリーグ第28節ウディネーゼ戦で2ゴールを挙げ、チームを2-0の勝利に導いた。先制点は鮮やかな直接FKでマークしたが、“デジャブ弾”に「将軍」「ファンタジー」と称賛が集まっている。

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 前半20分に試合が動く。ペナルティーアークやや右後方でFKを獲得したユベントスは、ディバラがキッカーを担当。ウディネーゼが壁4人を含むフィールドプレーヤー全員をペナルティーエリア内に配置して警戒するなか、天才レフティーは迷わず左足を一閃する。壁の上を越えたボールは、GKから逃げていく綺麗なカーブを描いてゴール右隅に突き刺さった。

 完璧な一撃に、ウディネーゼの元アルゼンチン代表GKアルバノ・ビザーリもノーチャンスで唖然。ディバラは後半4分にも今季リーグ戦17ゴール目となる追加点を奪い、2-0と勝利したチームはナポリを抜いて再び首位に浮上した。

 ユベントスは13日に公式ツイッターを更新。「パウロ・ディバラを見よ!」と一言が添えられた動画は、中央で二分割され、同じような光景が収められている。右側はウディネーゼ戦の直接FKだが、左側は昨年10月25日に行われた第10節スパル戦のものだ。キックポイントから、シュートの軌道、ネットを揺らす位置までほぼ同じ。今回のゴールは、スパル戦の“デジャブ弾”だったと言っていい。

 投稿の返信欄には、ファンから「パウロはプラティニのように将軍」「セリエAの宝」
「ファンタジー」「壮観だ」「アメージング、素晴らしい、そしてハンサム」と称賛が相次いでいる。

 右太ももの故障で約1カ月の離脱こそあったが、ユベントス1年目の2015-16シーズンに挙げた19得点の自己記録を更新する勢いを見せるディバラ。チームのリーグ7連覇には、エースのさらなる爆発が欠かせない。

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