まるで漫画の“空中タッチ”に「やばい!」 広島10番MF、G大阪翻弄のスキル反響

広島のブラジル人MFフェリペ・シウバ、ジャンピングトラップで相手のタックル回避

 J1サンフレッチェ広島は7日、ルヴァンカップのグループリーグ初戦でガンバ大阪と対戦し、4-0と快勝した。Jリーグで開幕2連勝を飾った広島は、ルヴァン杯でも好スタートを切ったが、10番MFが今季初出場で華麗なテクニックからアシストをマークし、称賛を浴びている。

 広島は開始8分、こぼれ球に反応したFW工藤壮人のゴールで先制。すると前半25分、勢いを加速させる2点目をMF柴﨑晃誠が決めたが、完璧なお膳立てを見せたのが広島で10番を背負うブラジル人MFフェリペ・シウバだ。

 左サイドでスローインを獲得した広島。投げ込まれたボールにFW渡大生が反応して落とすと、そのパスに反応したフェリペ・シウバが相手ペナルティーエリアに侵入して、ドリブルで突破を試みる。だがG大阪のDFファビオも反応してボール奪取を図った。

 浮き球のボールに対して、ジャンプしたフェリペ・シウバは右足を器用に折り曲げて右足のアウトサイドでタッチ。ファビオの足がボールに触るよりも一瞬早くボールを浮かすと、まるで漫画のように空中でタックルを回避し、見事に突破を成功させた。最後は丁寧なラストパスで柴崎のゴールをお膳立てしている。

 試合はその後、柴崎と工藤がそれぞれ1点ずつを追加し、最終的に広島が4-0と勝利。Jリーグで開幕2連勝と好スタートを切っているなか、ルヴァン杯では選手を入れ替えて完勝を収めるなど城福浩監督の采配が冴え渡った。

 Jリーグ公式ツイッターでは、シウバの“空中テクニック”から生まれたゴール動画が公開され、ファンも「やばい!」と絶賛。今季公式戦初先発のブラジル人10番が、圧巻のスキルでファンを魅了した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング