名将ファン・ハールがモウリーニョを批判 “元教え子冷遇”に持論「恥ずべきことだ」

「モウリーニョの扱いは相応しいものではなかった」

 そして、ファン・ハール氏はドイツ紙「シュポルト・ビルト」の取材で、「シュバインシュタイガーは確かに歳をとっていたが、決してとりすぎていたわけではない。ただ、彼の体はプレミアリーグの高い要求に、遅れずについていくことはできなかった。バイエルンはフィットした選手として彼を売却したが、実際に彼の肉体は終わりへと近づいていた」とフィジカル的な衰えがあったことは認めている。しかし、その一方で「扱いは相応しいものではなかった」と、ポルトガル人指揮官への批判を展開している。

「私にとってモウリーニョの扱いは、シュバイニーに相応しいものではなかった。しかし、その扱いが、彼の立たされている状況を表していた。それは恥ずべきことだ。彼はルイス・エンリケやマルク・ファン・ボメル、フィリップ・ラームのような選手だ。彼らは(ベテランとなっても)常にピッチに立っていた」

 ファン・ハール監督は元ドイツ代表のキャプテンは30歳を越えてもなお、歴代のレジェンドと同様にピッチで変わらぬ存在感を示していたと主張した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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