51歳現役FWカズに世界注目 英ブックメーカーが“意外な記録”を紹介「彼はPSGより…」

出場するごとに記録更新の“生ける伝説”

「彼はRBライプツィヒよりも43歳年上、エステルスンドの30歳年上、そしてPSGよりも3歳年上だ」

 歴史の浅いクラブと比較し、カズのほうが年上だという事実が明らかにされている。

 ドイツ・ブンデスリーガで昨季2位と躍進したRBライプツィヒは2009年創設で、まだ9年目という新興クラブ。RBライプツィヒがその歩みを始めた頃、カズはすでに40代選手として横浜FCでプレーしていた。

 先日、UEFAヨーロッパリーグでアーセナルに勝利したスウェーデンのエステルスンドFKは1996年の創設。その年といえば、カズはセリエA・ジェノアでのプレーを終えてヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)に復帰し、Jリーグ得点王とベストイレブンを獲得した年だった。

 そして今やフランス屈指の強豪となったPSG(パリ・サンジェルマン)も、1970年にパリFCとスタッド・サン=ジェルマンという2クラブが合併したことで現在のチームとなった歴史がある。

 今季開幕戦の松本山雅FC戦は出番がなかったカズ。出場するごとに自身の持つJリーグ最年長記録を更新する“生ける伝説”の記録には、今後も世界中が注目するはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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