予期した屈辱の3連敗

　「BBC」によると、名門にとってはリーグ3連敗は2001年12月以来の異常事態。昨季途中で解雇されたデイビッド・モイーズ監督ですら味わうことのなかった苦しみだ。
　一時は来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したかに思えたが、5位リバプールとの勝ち点差は4にまで縮められている。
「以前にも語ったが、最後までし烈な争いは続く。こう語っていたのは私が唯一だ。なぜなら我々は勝ち点7リードしていたが、転落する可能性も私は気づいていた。私の選手も気づいていた。我々は自信を維持しながらも、チャンスでゴールを決めたい」
　そう語り、指揮官はこの事態を予期していたことを明らかにした。5 月16日には絶好調のアーセナルとの直接対決を残している。一時はその手につかみかけたCL出場権を2年連続で逃すことになれば、来季続投が確実視されているオランダ人指揮官の去就問題も噴出することになるかもしれない。