3連敗を喫したマンUのV・ファール監督が吐露 「私は神ではない」

試合を支配しながらも足踏み

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、2日のウェスト・ブロムウィッチ戦で0-1と敗戦を喫し、2001年12月以来のリーグ戦3連敗を喫する事態に「私は神ではない」と憤慨している。「ESPN」が報じた。
 ユナイテッドは本拠地オールド・トラッフォードで残留争いを演じる格下の徹底した守備的な戦いに手を焼いた。ボール支配率80%、シュート26本と圧倒的な攻勢を仕掛けたが、猛攻は実らなかった。
「君たちは私が神だと思っているようだが、そうではない。実際にはチームがいいプレーをしていると、相手はより守備を固めてくる。そう いう事象が起きてしまっている。それが現実だ」
 指揮官はそう語った。アヤックス、バルセロナ、AZ、バイエルンといったクラブで数々のタイトルを手にしてきた。だが、オランダ人指揮官は自分自身が全能の神ではないと主張している。
 破竹の6連勝で一気に調子を上げていたユナイテッドだが、その直後に3連敗。いずれもポゼッションで優位に立ちながらも、カウンターなどで決勝点を奪われて黒星を喫した。
「エバートンはホームで守備的に組織されていた。チェルシーもホームで同じだった。アウェーの試合でも相手は守ってくる。我々はボールを保持する時間が長い。相手はカウンターを狙う時間が多くなる。我々はもっとパススピードを高める必要性があるが、それは難しい。特にゴ ール前に多くの人数をかけてくる相手には」

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