「ベストのカガワが戻ってきた」 好調・香川を米メディア分析、復活の“二大要因”は?

「パズルの重要なピースとなるだろう」

 その攻撃センスだけではなく、「カガワのフットボール知能は、常に他のチームメイトよりも際立っていた。特に相手のビルドアッププレーを抑圧する動きだ。彼のポジショニングやプレスの走り、カウンタープレッシング、それに紐づく勤勉な運動量は一貫してチームを助けた」と守備での貢献度もトップクラスだった称賛された。

 昨年末には日本代表落選という屈辱も味わった香川だが、暗いトンネルを抜けるきっかけとなったのはシュテーガー監督の就任と、4-3-3システムの中で「コンダクター(指揮者)」としての役割を与えられたことだったと分析されている。よりゴールに近いトップ下で起用されることが多かった香川だが、年齢を重ねた今では中盤の低い位置からボールを配給するプレーが増えている。

 この2月初旬の時点での調子を見れば、ブンデスリーガ2連覇(2010-11、11-12シーズン)を果たした当時を彷彿とされる“ベスト”な状態に戻ったと見られている香川。さらに、記事はこう締めくくられた。

「もし、カガワが2017年の終わりから2018年の初めのように中心であり続ければ、ドルトムントはベテランを中心としたチームの立て直しを喜んでするだろうし、(マリオ・)ゲッツェとともに彼(香川)がパズルの重要なピースとなるだろう」

 前半戦途中の大不振で4位まで順位を落とし、首位バイエルン・ミュンヘンと勝ち点19差とライバルに大きく水をあけられたドルトムント。後半戦にどれだけ巻き返せるか、復活を遂げた香川の出来が大きく影響を及ぼしそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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