「僕の心はマドリードにある」 ベルギー代表GKクルトワ、古巣ではなく“レアル移籍”熱望

元アトレチコGK、ベルギー誌で家族の住むマドリード帰還の希望を語る

 レアル・マドリードは今シーズンのリーガ・エスパニョーラで不振が続き、来シーズン以降の選手補強が数多く噂されている。その中でも、現実的なものとなりそうな選手が現れている。それはチェルシー所属のベルギー代表GKティボー・クルトワだ。かつて同都市のアトレチコ・マドリードに所属したこともあるクルトワは、マドリードへの帰還を表立って希望しているようだ。

 クルトワはベルギーの専門誌「スポルト・フットマガジン」のインタビューに答えている。現在チェルシーの守護神として活躍するが、待遇面ではなくプライベートの面でロンドンよりもスペインの首都マドリードで居心地の良さを感じているという。

「僕の二人の子どもたちと妻がそこ(マドリード)に住んでいて、僕は毎日『FaceTime』でテレビ通話をすることにしているんだ。子どもはまだ小さくてコミュニケーションをそこまで取れていないけど、彼女も時々『僕が恋しい』と言っている。この状況はいいものと言えないから、スペインに戻る選択肢も考えないと、と思うんだ」

 クルトワは2010年から14年にかけてアトレチコでプレーし、チェルシーに新天地を求めた。その後アトレチコは、スロベニア代表GKヤン・オブラクが正守護神の座を確固たるものにしており、古巣復帰よりも“白い巨人”加入を視野に入れているようだ。

 

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