1年でのPSG退団とレアル移籍浮上のネイマール クラブ会長が条件付きで移籍容認か

PSGのヘライフィ会長、移籍の条件として“CL優勝”を提示とスペイン紙報道

 今季開幕前に2億2200万ユーロ(約300億円)の移籍金でパリ・サンジェルマンに加入しながら、わずか1年間での退団が浮上しているブラジル代表FWネイマールについて、クラブ会長が条件付きで移籍を認めたという。スペイン紙「スポルト」が報じている。

 PSGのナーセル・アル・ヘライフィ会長は、来季のレアル・マドリード移籍が浮上しているネイマールについて、移籍を容認しない方針が伝えられていた。しかし、パリでの生活とフランスリーグにフラストレーションを溜めているネイマールの移籍に関して、クラブの野望を達成するという条件を提示したという。

 それが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の原動力となることだとされた。オイルマネーを背景にここ10年間ほどで多くのトッププレーヤーを集めているPSGの野望は欧州の頂点に立つことだが、いまだにそれは達成されていない。退団を視野に入れているネイマールに対する投資の回収として、移籍金よりもクラブのステータス向上に貢献することを条件に挙げた模様だ。

 バルセロナから1年間のPSGを経てレアルへの“禁断の移籍”を実現するためには、レアルが2連覇しているCLのタイトルを奪い取ることが条件にされた。2022年6月までの長期契約を結んだネイマールは、欧州王者と念願のバロンドールを手土産にスペインへの帰還を果たすことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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