コンテ監督がディバラにイタリア代表入りを要請 伊メディアが報じる

 

ディバラは固辞、「アルゼンチン人だと感じていると何度も言ったんだ」

 

 今夏の移籍市場の目玉選手の1人と目されているパレルモのアルゼンチン人FWパウロ・ディバラがイタリア代表のアントニオ・コンテ監督からイタリア代表入りを要請されたことを明かした。衛星放送「カナル・プリュス」のインタビューに語ったもの。

 ユベントス、アーセナル、チェルシーが獲得に乗り出していると報じられているディバラはアルゼンチン出身だが、イタリアとポーランドにもルーツがあり、両国の代表でもプレーできる。

「イタリア代表でプレーするチャンスがあったんだ。コンテが連絡してきたけれど、僕はアルゼンチン人だと感じていると何度も言ったんだ」

 ディバラはこう語り、再三の要請を固辞していることを明らかにした。イタリア代表は昨年のブラジルW杯で1次リーグで敗退しているだけに、コンテ監督は2016年の欧州選手権での躍進に向けてディバラの力が必要だと感じたのかもしれない。若手の優秀なアタッカーがなかなか育ってこないアズーリの窮状が今回の帰化要請でも浮き彫りとなっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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