2017年“アジア版バロンドール”受賞はソン・フンミン 3位にR・シルバ、日本人最高は…

ソン・フンミンは5年間で3度目の受賞 日本人最高は浦和の主将MF阿部の9位

 昨年末に候補者28名が発表されていた中国のスポーツ紙「タイタン・スポーツ」が創設した「Best Footballer in Asia」が、2018年に入り受賞者を発表。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制したJ1浦和レッズの主将MF阿部勇樹や海外組のインテルDF長友佑都らがノミネートされていた栄えある「アジア最優秀選手賞」には、トットナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが選ばれた。

 “アジア版バロンドール”といった位置付けになるこの賞は、「アジアの国籍を持つ選手」と「アジアのリーグでプレーしている選手」が対象となる。過去の受賞者には2013年の第1回に当時CSKAモスクワ所属だった日本代表FW本田圭佑が選ばれており、16年にはレスター・シティのFW岡崎慎司が受賞していた。

 今回で5回目となった17年のアジア最優秀選手賞には、トットナムの韓国人アタッカーであるソン・フンミンが選ばれた。世界トップリーグの一つであるプレミアリーグや、欧州最高の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグで21得点を記録する活躍を見せたことが、今回の受賞理由となっている。ちなみにソン・フンミンはここ5年で3度目の受賞となっており、現時点では世界で最も高く評価されるアジア人選手と呼んでいいだろう。

 その他では、ロシア・ワールドカップのアジア予選で17得点を記録したシリア代表FWオマル・ハルビンが投票数で2位となり、3位には浦和をACL優勝に導いたブラジル人FWラファエル・シルバが選ばれている。

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