4年ぶりJ復帰の前橋育英OB、母校の決勝進出に“誓い”の投稿 「育英魂で頑張ります」

C大阪への移籍が決まった田中亜土夢が、母校の決勝進出を喜ぶ

 前橋育英(群馬)は6日に行われた第96回全国高校サッカー選手権大会の準決勝で、長野県勢初の4強入りを果たした上田西(長野)を6-1で撃破し、2大会連続3回目の決勝進出を決めた。8日に悲願の初優勝を懸けて流通経済大柏(柏)と対戦する“タイガー軍団”だが、同日にJリーグ復帰が決まったOBは母校の躍進になぞらえ「強く!激しく!美しく!育英魂で頑張ります」と意気込みを語っている。

 前橋育英はこれまで、幾多のJリーガーを輩出してきた高校サッカー界屈指の強豪。6日に2大会連続3回目の決勝進出を決めた母校にメッセージを送ったのが、OBのMF田中亜土夢だ。自身は高校時代に選手権出場は叶わなかったが、後輩たちに向けてツイッターに「前橋育英!決勝進出おめでとうございます!決勝も期待してます」とトラの絵文字付きでメッセージを送った。

 田中は同日、2015年から3年間プレーしたHJKヘルシンキ(フィンランド)からJ1セレッソ大阪への完全移籍がクラブから発表されていた。投稿では、チームカラーの黄色&黒のタオルマフラーとシャツを纏い、力強く拳を握る写真も併せて公開され、「C大阪への移籍が決まりました! 強く!激しく!美しく!育英魂で頑張ります 応援宜しくお願いします!」と、4年ぶりのJリーグ帰還に意気込みを語った。

 母校の後輩たちの活躍に刺激を受け、先輩がプロの世界で活躍を見せる。そんな“成功のサイクル”が、前橋育英の強さを物語っていると言えるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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