リバプール移籍の吉田の相棒、DF史上最高114億円 その価値はメキシコ1チーム分以上

ファン・ダイクのリバプール移籍決定…その価値はリーガMX前期王者ティグレス超え

 サウサンプトンのオランダ代表フィルジル・ファン・ダイクは、来年1月にDF史上最高額となる移籍金7500万ポンド(約114億円)でリバプールに移籍することが決定した。スペイン紙「マルカ」は、26歳の大型センターバック(CB)はメキシコのリーガMXに所属する1チーム分をはるかに超える金額だと特集している。

 スコットランドの名門セルティックで実績を残し、2015年に日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンへ渡ったファン・ダイク。プレミアリーグでも頭角を現し、リーグ屈指のCBとして評価を高めた。マンチェスター・シティなどビッグクラブが関心を示すなか、リバプールが獲得に漕ぎつけた形だ。

 記事では「114億円」という高額な移籍金に注目。その価値はメキシコリーグ1チーム分の価値を超えるという。

 ファン・ダイクの移籍金は、ユーロ換算で約8500万ユーロと言われている。これに対し、移籍情報サイト「Transfermarkt」のデータを基に算出されたチーム全体の市場価値でリーガMX最高額だったのは、今季のリーグ戦前期王者ティグレス。しかし、それでも7150万ユーロ(約96億円)とファン・ダイク一人分には及ばなかった。

 2012年のFIFAクラブワールドカップで3位に入ったモンテレイの4465万ユーロ(約60億2000万円)、クラブ・ティファナの4443万ユーロ(約60億円)、FW本田圭佑が所属する昨季前期王者パチューカの4263万ユーロ(約57億円)と続いていくが、ファン・ダイクの移籍金の約半分程度だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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