本田の決定機を止めたグレミオの元Jリーガーに脚光 「日本での2年を経て守備面で格段に成長」
「彼はまるで違う選手に見えた」
「日本での目立たない2年を経て、グレミオは控え選手として獲得した。レギュラーのマルセロ・オリベイラの次にチャンスを与えた。彼はまるで違う選手に見えた。より警戒心が強く、守備面で格段に成長したのだ」
新潟での2シーズンで、J1リーグ53試合に出場。ポルトガルやJリーグを経て母国ブラジルに戻ったコルテースは今年3月で30歳となり、鋭いタックルで本田の決定機を阻むなど、経験に裏打ちされた守備力を身につけていた。
「グレミオの今季は、このような物語が満載だ。レナト監督がポテンシャルを見抜き、信頼を与えると見返りがやってくる。コルテースの守備的な注意力を新たに見出せなければ、グレミオはおそらくリードされていただろう」
Jリーグを知る苦労人サイドバックの進化が、グレミオの躍進を支える一つの要因となっているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images