「ドイツのプレースタイルが嫌いだ」 W杯へ向けてアルゼンチン代表監督が怪気炎

サンパオリ監督がブラジル、フランス、スペインの3カ国に敬意

 来年のロシア・ワールドカップ(W杯)本大会の組み合わせ抽選会が迫ってきたが、アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督が「ドイツは嫌いだ」と怪気炎を上げている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 サンパオリ監督は昨季スペイン1部セビージャを率いていたが、W杯南米予選の途中で代表監督に就任した。最終戦まで本大会出場が決まらない青息吐息の状況ながら、エースFWリオネル・メッシのハットトリックで勝利してロシアへの切符をつかみ取った。

 そうした状況に、サンパオリ監督は自分たちを上回っている存在として3つのチームを挙げている。

「ブラジル、フランス、スペインは我々より上のレベルにある。何よりも、彼らには長い時間をともに過ごしているグループとしての働きがあるからだ」

 アルゼンチンはポット1に振り分けられているため、グループリーグの時点で南米予選を圧倒的な強さで突破したブラジルと、欧州予選でオランダ、スウェーデンと同居しながら危なげなく突破したフランスとは対戦しない。しかし、第2ポットに入ったスペインとは対戦の可能性がある。スペインは、同組に入ったイタリアを2位に抑えて突破してきていた。

 

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