C大阪戦前の珍イベントに海外メディア驚き 「モンキーマスコットが話題をさらった」

キックオフ前にサルのゆうくんが登場、ピッチに和やかな雰囲気が漂う

 セレッソ大阪は26日に行われたJ1第33節でヴィッセル神戸に3-1で快勝し、今季3位以上を確定させた。J2から昇格1年目にしてACL出場権獲得と大きな躍進を遂げたなかで、海外メディアはこの試合のキックオフ前に行われたイベントに注目している。

 この試合のキックオフ直前、ヤンマースタジアム長居のピッチでは永松悠さんとサルのゆうくんのコンビ「いちばん星」によるモンキーパフォーマンスが行われた。本来はゲストがサイドラインからボールを蹴り入れるキックインイベントだが、ゆうくんはボールを手で持って歩き、主審に手渡した。真剣勝負を控えるピッチに和やかな雰囲気が漂った。

 このイベントについて、「Jリーグのモンキーマスコットがセレッソ大阪vsヴィッセル神戸の試合で話題をさらった」と報じたのは、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」。この珍しい一幕に、海外メディアも驚きを隠せないようだ。

 記事では「上下ユニフォームを着たマカクザルがボールをレフェリーに渡した。正直に言うと我々はこれがセレッソ戦でいつも行われていることなのか、特別に準備していたのかは分からない」と記されている。日本の伝統芸能である猿回しが披露されたことに、戸惑いさえ感じているようだ。

 猿回しパフォーマンスが功を奏したのかは定かでないが、C大阪は見事に勝利を収めた。昇格1年目にしてルヴァンカップ初制覇に続き、ACL出場権も獲得と充実のシーズンを過ごしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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